私的WSLの初期設定(Ubuntu18.04)

WSLの利用方法として、Windows環境ではPowerShell(Core) をメインで利用をして、Linuxのコマンドを利用したいときにwslコマンドから補助的に利用しています。*1

インストール

WSL

Windows 10 にて 『プログラムと機能』→『Windowsの機能の有効化または無効化』→『Windows Subsystem for Linux』にチェックを入れます。

Ubuntu 18.04

WSLインストール後に『Microsoft Store』を開き 、検索ボックスから『Ubuntu 18.04 LTS』で検索して、表示されたものをインストールします。

  • 他のディストーションをインストールしたい場合は 『WSL』などで検索すると出てきます。

初期化・終了

WSL Ubuntu18.04の初期化をする場合は、タスクバーの検索ボックスから 『Ubuntu 18.04 LTS』アプリを右クリック→『アプリの設定』→『リセット』
WSLプロセスを終了したい場合も『アプリの設定』から終了できます。

WSLの設定

root昇格時のパスワードを無効化

公開用途で利用しないため、パス無しでroot昇格を行えるようにする。

sudo sh -c "echo '${USER} ALL=NOPASSWD: ALL' > /etc/sudoers.d/${USER}"

aptの利用リポジトリを日本サーバーにする

/etc/apt/source.list.bakにバックアップを取ります。
security.ubuntu.com ドメイン関連は変更しない。

sudo sed -i.bak -E 's%^(deb\s+http://)(archive.ubuntu.com/ubuntu/.+)$%\1jp.\2%g' /etc/apt/sources.list

アップデート & アップグレード

sudo apt -y update && sudo apt -y upgrade

日本語化

日本語パックのインストール

sudo apt -y install language-pack-ja

システムの文字セットを日本語に変更

sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8

タイムゾーンJSTに変更

ln -sf  /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

日本語マニュアルのインストール

sudo apt -y install  manpages-ja manpages-ja-dev

*1:Linux環境を本格的に利用したい場合やDockerを使う際はHyper-Vを利用しています。