電子書籍/紙書籍の技術書をどのように選択して購入すべきか

はじめに

電子書籍/紙書籍の技術書のどちらを選択して購入すべきかの私見をまとめた記事となります。

電子書籍/紙書籍の技術書の選定基準

電子書籍と紙書籍のどちらを選択して購入すべきかを考える際に、私が考える主なポイントは次の通りです。

  • 購入する電子書籍のフォーマット
  • 読みたい場所。外で読む場合、紙書籍は不便なため、電子書籍を選択します。

基本的には、後述する電子書籍のフォーマットによって、購入する書籍の形式を決定します。
また、索引や目次などの参照が必要な場合や速読に近い読み方をする書籍などは、電子書籍購入後に紙書籍を購入することが多いです。

購入する書籍の形式

電子書籍のフォーマットは、主に以下の 3 つがあります。

  • EPUB こちらのフォーマットは、一般的にはリフロー型のフォーマットです。
    基本的には DRM フリーとなります。1
  • PDF こちらのフォーマットは、一般的には固定型のフォーマットです。
    基本的には DRM フリーとなります。2
  • 電子書籍ストア専用フォーマット Amazon Kindle などの総合電子書籍ストアで販売されている電子書籍専用のフォーマットです。リフロー型と固定型の両方があります。
    電子書籍ストア専用フォーマットは、原則 DRM がかかっています。

電子書籍を購入する場合、基本的には私は EPUB, Kindle (リフロー型), 紙書籍 の優先順位で購入するようにしています。
PDFKindle の固定レイアウトは、PC やスマホなど電子機器で読むことに特化されていることが少なく、読みにくいことが多いためほぼ購入しません。これらを購入するのは、主に 2 つあり、外で読みたい書籍または、絶版の書籍など他のフォーマットで購入できない場合のみとなります。

固定型とリフロー型について

日本電子出版協会のサイトからそれぞれの説明を引用させていただきます。

リフロー型電子書籍とは、表示するデバイスの画面サイズや文字サイズの変更などに合わせて、テキストやレイアウトが流動的に表示される方法で制作された電子書籍である。フォントを拡大したり縮小すると、1行の文字数が自動的に変更されて再表示されるため、紙の書籍のようなページの概念を持たない(ただしページ機能を持たせることは仕組みとして可能)。

https://www.jepa.or.jp/ebookpedia/201508_2551/

フィックス型電子書籍とは、表示するデバイスの画面サイズに関わらず、印刷された本と同じように文字や図表などのレイアウトが固定される方式で制作された電子書籍をいう。非リフロー型、固定レイアウト型などとも呼ばれる。

https://www.jepa.or.jp/ebookpedia/201508_2553/

EPUB が購入できる電子書籍ストア

EPUB は Amazon などの総合的な電子書籍ストアでは購入できないため、一般的には各出版社の電子書籍ストアで購入することになります。

私が良く購入する出版社ごとの電子書籍ストアは次のような傾向があります。

  • 技術評論社 (Gihyo Digital Publishing) 最近の書籍はほぼ EPUB が購入できます。
  • O'Reilly Japan (O'Reilly Japan Ebook Store) 最近の書籍はほぼ EPUB が購入できます。
  • インプレス (インプレスブックス) ほぼ PDF のみですが、まれに EPUB もあります。
  • 翔泳社 私の知る限り、EPUB は存在しません。Kindle ではリフロー型のレイアウトの事が多いので、そちらを購入します。
  • その他 その他の出版社の電子書籍ストアは、基本的には PDF または、電子書籍ストア専用フォーマットのみのことが多いです。リフロー型レイアウトはほぼ存在しないため、紙書籍を購入することが多いです。

  1. 技術的に EPUB にも DRM をかけることは可能です。
  2. 技術的に PDF にも DRM をかけることは可能です。